ハイパースペクトルカメラと独自のAI技術を組み合わせることで、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん、子宮頸がん、乳がんの識別において、通常のデジタル画像とディープラーニングによる精度を大きく上回る、90%以上の識別精度を実現しています。

マルチスペクトルカメラを用いた研究により、レモンの腐敗を2ヶ月前の段階で98.7%の精度で予測可能なAIモデルを開発しました。本研究は広島総研および理化学研究所との共同研究の成果です。

ハイパースペクトルカメラ技術を応用したハンディ食品鮮度測定機。6〜18原色で微細な色の違いを捉え、約1.7秒で撮影。軽量で片手操作が可能、液晶画面とWi-Fi通信機能を搭載。ハイパースペクトルカメラの約100分の1の価格で導入でき、ソフトウェアの初期導入費は無料。お肉、魚、卵、野菜などに対応し、他分野向けデータセットも最短2週間で作成可能です。

従来のカメラが3原色で色を捉えるのに対し、ハイパースペクトルカメラは141原色の色彩情報を取得し、人の目では識別できない「ゴーストカラー※」まで見分けることができます。当社では「特定範囲の波長帯を数十〜数百の波長に分割し、分光情報と位置情報（ピクセル）を同時に取得できるカメラ」と定義し、用途に応じて波長数やスペクトル取得方式を柔軟に選択しています。

可視光領域における人の目では識別できない色を指す、当社独自の呼称。